最近のアメザリ 2006.11〜 不定期更新です。
KAZ氏の白ザリと交接したものの、いっこうに産卵しないアメザリ♀。これは交接失敗だったかも?ということで、別の白ザリ♂がペアリングのためにうちにやってきました。発送中のビニール袋の中で脱皮してのけるほどのつわものです。脱皮後なので十分に栄養を摂らせたのち、レッツペアリング!!
♂のFormを判別する方法を調べてみたところ、Procambarus属の♂における各Formの特徴が複数の論文で散見されました。それは、Form1の♂は(1)交接肢(第1遊泳肢の方)の先端がキチン化して硬くなり、(2)第3,4歩脚座節の突起が発達するとされていました。あとハサミがでかくなるというのもありましたが、これはよくわからないのでパス。 →その後交接したのでこの個体はForm1だったみたいです。やはり第3, 4歩脚座節の突起がポイントでしょうか。交接肢先端のキチン化については脱皮殻を顕微鏡などで拡大してみないとわかりにくいかも。特に白ザリは全てが白いので形態がわかりづらいです。
12月中旬、再び交接にチャレンジ。 ♀は前回の脱皮でForm2になったと予想していたので、だめでもともとって感じで試してみました。♀の水槽に♂を投入したところ、今回も♂は受け入れ姿勢をとる♀を無視。今回もダメか…と思っていたら♂が急にやる気を見せて交接してくれました。ナイスガッツ!! 大体1時間ぐらい交接していました。