最近のアメザリ
2007.04〜
不定期更新です。

1人歩きを始めてから約2ヶ月、数が減るとともにたくましくなってきました。この時点で大きい個体は6cmくらい、小さい個体は2cmくらいとバラツキが大きいです。これは遺伝的なポテンシャルの違いよるものなのか、偶然かそれともその両方か…?

前回の近況でオレンジ色っぽかった方の個体は、大体が写真のような色になってます。母親が稚ザリだったころとダブるカラーリングです。

一方、こちらは灰色っぽかった方で、約半数が写真のような茶色っぽい感じになってます。
そして、灰色っぽかった方の残りの半数は体が茶色っぽくてハサミが赤い個体に。ガサガサで採れるワイルドアメザリに、こんな感じの個体をよく見かける気がする。

まぁ、白ザリを父に持つといっても、白ザリ由来の遺伝子の中で「体を白くする(※)遺伝子」以外の遺伝子は全くわかりません(おそらくほぼワイルドでしょうけど)ので、稚ザリがどのような色に育つのか予測できないです。今後成長していった時に特徴的な個体が残っていれば面白いのですが…。しかし、こいつらとは長い付き合いになりそうだなぁ。

※過去の報告では1遺伝子座に支配される劣性の形質とされている。
かわいいので思わずカメラに収めた1枚。エアチューブが外れた水作エイトがお気に入りのご様子。なんだか風呂につかっているみたいで気持ちよさそう…
2007.06.03追記
変わった色が出れば…という期待もむなしく全個体ほぼノーマルに。今思えば白ザリと掛けたのは失敗でした。

ここで性別を確認したところ、かなり♂バイアスでした。まとめ飼いの弊害でしょうか?その後、大きめの個体を1♂2♀残し、残りはベランダに置いた衣装ケースで飼育することにしました。

しかし、衣装ケース組は大量死。春先だから日向でも大丈夫だろうと思っていましたが晴天時にはぬるま湯に近い温度になっており、これが原因っぽいです。そして生き残ったのは全て♂…。
一方、1♂2♀で飼育しているグループはしばらく平穏なムードでした。しかし、ある日♂が片方の♀を食してしまいました。 貴重な♀になんてことを…<(ToT)> と思うこっちの事情はどこ吹く風の♂。最近は水作の上でお山の大将?です。残された最後の♀は速攻で隔離。

どうも♂♀同居はうまくいきません。以前フロリダハマーで同居させていた時も失敗でしたし…。以前から個別飼育が基本でしたが、今後もこれは変わらないかも。
2007.08.05追記
最近何にも変化のないアメザリです。F1同士で何度か交接しているのですが、抱卵の気配はありません。♀がまだ成熟してないのでしょうか。
この♂はただのアメザリではありますが良く見るとなかなかキレイですね。特にハサミの鮮やかなスパイン(棘)がお気に入りです。