◆ポトス◆


観葉植物の中でもポピュラーなポトス。この植物は腰水栽培で生育でき、それほど強光を必要としないのでフィルターの濾過槽に差したり、水槽に直に差して栽培できます。

写真のポトスはテトラワンタッチフィルターの濾過槽に差して育てています。デスクライトの光を適宜当てて育てているのですが、かなり成長が早いため相当水中の養分を吸収してくれていると思います。このように水上で育てることでザリガニなど水草との共存が難しい生物の飼育において水草に代わって水をきれいにする役割を担ってくれます。また、フィルターを隠してくれるので見た目が少し自然っぽく?なります。
 

世紀末水槽(60cmレギュラー)にも挿してます
このような使い方は、腰水栽培ができる植物なら他の植物でも大丈夫だと思います。今のところミリオンバンブーやオリヅルラン、水上化した水草が使えていますが、成長の速さという点ではポトスの右に出る植物は無いでしょう。

一方、成長が速いがゆえに根の成長も旺盛であり、成長した根がフィルターを詰まらせたり、インペラに絡んだりすることがあります。そのため、成長しすぎたら全部引き抜いて根をカットしたり、インペラ周辺を目の細かい鉢底ネットで囲んで根の侵入を防ぐなどしております。