◆お魚キラーで小魚採集◆


お魚キラーというのは餌で魚をおびき寄せて閉じ込めてしまうトラップのことで、釣具屋さんに売っています。大体500円ぐらいのものなのですが、小魚採集には絶大な効果があります。これで採集した魚などは飼育したり、生き餌として使用しています。
 私が用いている餌は、ひかりキャットとヘラブナ釣りに用いられるにんにくグルテン(にんにく臭のする小麦粉のようなもの)の2種類です。ひかりキャットには、タナゴ類やザリガニ、エビ類を、にんにくグルテンはフナ類やモロコ類、モツゴを寄せる効果があるようです。にんにくグルテンは少し硬めになるように加水して使用しています。

このトラップを使用する上で最も重要なのは仕掛ける場所だと思います。仕掛ける場所の重要度は季節によって変わり、水温が低ければ低いほど仕掛ける場所が結果を左右します。
 

よさげな場所には投げ込みづらい。
成績が良い仕掛け場所は障害物の下です。具体的には、水面に張り出した枝の下や、浮いたゴミもしくは浮き草の下です。このような場所には投げ込みづらいことが多いので、場所によってはウェーダーを着用して仕掛ける必要があります。また、細かいポイントとしては、トラップ全体が沈むようにすることと、正しい向きで沈めることです(横倒しは×)。

夏には仕掛けてから数十分でたくさん入る時もありますが、水温が低くなるに従って長時間仕掛けておくほうが良いようです。中に入った魚は簡単には逃げられないので、仕掛けてから1〜2日放っておいても大丈夫だと思います。