◆ブロワの配管◆

うちでAquariumを始めるようになってから今年で6年目になります。その間当然(?)のように水槽が増えてゆきました。そして水槽が10本を越えたあたりでエアポンプが4つになり、これらによる騒音の解消とゴチャゴチャしてしまうコンセント回りをすっきりさせたくなったのでブロワの導入を決意しました。ブロワ本体はメドーブロワLA-28B, エア吐出量28g/分の中古品で、オークションで購入しました。ブロワを使用するには塩ビパイプで配管する必要があるのですが、これのやり方についてはインターネットで勉強させてもらいました<(_ _)>。配管は右の図の通りです。ブロワから出たエアを、まず2つに分岐させ片方は3段ラックに、もう片方は少し離れたところにある別の棚へ配管しました。分岐による圧力の低下が予想されましたが、今のところいずれのコックからも問題なくエアレーションできています。現在、このブロワ1基で30cm水槽×4、40cm水槽×4、60cm水槽×1、90cm水槽×1のフィルターを稼動もしくはエアレーションさせていますが、まだ余力があるようなのでエア抜きしています。



<材料>
・塩ビパイプ13mmとエルボ、T字型分岐、栓
・一方コック(オークションで購入:1個90円)
<道具>
・ピンバイスとドリル
・ヤスリ
・パイプカッター
まず手始めに、塩ビパイプを組み立てるところから始めました。パイプはパイプカッターという道具で切断しました。これを使うと簡単にパイプを切ることができます。目的の長さにパイプを切断したのち仮組みし、そしてこの時点でコックをつける位置を決めたほうがよいようです。実際組んでみることにより操作しづらい場所が把握でき、そのような場所にコックをつけるのは避けたほうがよいです(特に棚の上部)。
場所を決めたのちパイプに一方コックを取り付けました。1方コックの差込口の径は約4.5mmですが、うちにあるドリルは最大のもので径4mmでした。そのため、4mmのドリルで穴を開けた後、ヤスリで穴を拡張させました。穴を大きくしすぎるとエアが漏れそうだったので穴は少しずつ拡張して、コックをねじ込みました。この作業が一番時間かかりました。
ここまでくれば、後はパイプを差し込んで組み立てて完成です。なお、多くのサイトで紹介されているように、パイプの接合にはボンド無しでも大丈夫みたいです。
←ブロワ本体と分岐部分
ブロワの下には振動対策としてスポンジを敷いてあります。ちなみに、このブロワの出す音は、大型のエアポンプとあまり変わらないと思います。TWO-Pは特に気になりませんが、友人がうちに泊まりに来たときは、音が結構気になると言っていました。ブロワの機種や状態によっても音の大きさは違うと思いますが、要は慣れてしまえば気にならないということです…?
←棚の内部
パイプは特に固定していません。端は垂れ下がってしまうので輪ゴムで吊ってあります。 コックをひねるとエアがエアホースに供給されます。
←少し離れたところに設置したコック
一度設置してしまえば、後はひねるだけでエアが使い放題というのがとてもよいです。この便利さのため、さらに水槽が増加してしまうのが唯一の問題点でしょうか…