Xylotrupes florensis
フローレスヒメカブト
インドネシア・フローレス島
F3

クワガタ飼育で発生する使用済マットの処理要員として、以前からカッコイイなと思っていた本種を購入しました。
購入した幼虫は850ccの容器で飼育し、飼育途中で♂だと判断できた個体を1100ccの容器に変更しました。飼育温度は26℃前後。いずれの個体も3〜4回の餌換えで蛹化しました。写真は蛹室の天井に穴を空けた状態。縦型の蛹室なので中がよく見えないです。
先に♀が羽化してきました。2齢〜3齢初期から飼育を始めて、♀は約5ヶ月、♂は約6ヶ月かかって羽化したようです。触るとギューギューとけっこううるさい音を出します。
国産カブトと違ってツヤがあります。
それにしても毛深い。
腹側は毛むくじゃらです。
最大の♂78mm。実にカッコイイです。下の1個体を除いて、他の全ての♂はこれぐらいのサイズで羽化してきました。
♂も毛深い。
約60mmの小型♂。

性比は♂: = ♀1:2ぐらいで良いバランスでした。♀は羽化後大体2ヶ月で後食を開始しています。

<続く>