| Prosopocoilus lateralis lorquini |
| ロルキーンラテラリスノコギリクワガタ |
| インドネシア・スラウェシ島・パル |
| F2 |
唯一の♀なので、じっくり成熟してもらうため1ヵ月半ほどゼリーやバナナを与えました。そして「くわMAT」を硬詰めした小プラケに♂とともに投入しました。温度は26℃前後で管理。以前「くわMAT」でたくさん採卵できたので安心しきっていましたが、2週間後に暴いてみるとマット中で力尽きている♀を発見。なぜだぁぁぁー。残念ながら卵はありませんでした。
これにて終了かとマジで思ってましたが、産卵ケージの片づけをしていると足場に使っていた木から幼虫が1個体だけポロリと落ちてきました。まさかそんな乾燥した材にいるとは。この幼虫はブナ生オガで増量したKBファームさんのブナカワラ入り480ccカップに投入しました。
2008.12.21追記
約22℃で管理して約4ヵ月後、菌糸カップの白い部分がほとんどなくなっていたので暴いてみると、すでに黄色っぽくなってました。残念ながらあんまし大きくないです。近日中に蛹化するはずですので、マットを硬く詰めた1.5リットルのボトルに投入しました。途中で22℃管理ができなくなったので、28℃ぐらいの環境へ移動。そしたらすぐに蛹室を作り始めました。
そして上の写真の時から87日後に羽化。1齢で回収してから約半年での羽化でした。羽化したては鞘翅の会合部が赤いですねー。この部分は羽化後1ヶ月後に見たら黒くなってました。本種は♂1匹なのでこれでオシマイです。<終了>
