Prosopocoilus biplagiatus
ビプラギアトゥスノコギリ
インド・アッサム
F2

オークションで購入

オークションで値段が手ごろだったので購入。前から飼育しているタイ産との違いは♂の脛節が若干オレンジっぽい程度でしょうか。個体差の範囲内かもしれない。
産卵用ケージにはいつもの100均ケースを用いた。ケース底から4-5cmはマットを堅詰めし、その上に産卵木を置いてマットで埋めました。マットはフルイにかけたきのこMATに他クワの食いカスを混ぜたものを使用。そこに2♂2♀を投入しました。温度は大体26℃で管理。
産卵用のケージに入れた後しばらくは産卵していないようでしたが、1ヶ月経過したあたりから卵が確認できるようになりました。そして1回目の割り出しではマットから卵を14個回収できました。材は堅すぎたのかあまりかじった形跡が無く、割らずに再度埋めておきました。→結局材にはいませんでした。

回収した卵は下カワラ・上マットのカップのマット部分に埋めておきました。生まれた幼虫がカワラになじんでくれればよいですねぇ。ちなみに、このカワラ菌糸はクヌギの廃ホダマットでかさ増ししたものです。容積は2倍になりましたが、栄養的には不安が残ります。まぁ、しばらくは様子見ですね。 温度は26℃前後で管理。
2008.04.12追記
カワラの白いところがほぼ無くなった時点で幼虫を取り出し、個別飼育に切り替えました。多くが3齢幼虫になっていて、2齢が少数でした。幼虫は♂と思われる2個体を増量カワラ480ccカップに、残りの幼虫は全て廃菌床+くわMATの混合マットを詰めた200ccカップに投入しました。

羽化第1号はマット飼育していた個体でした。3齢でマットに投入後、157日目に羽化。
羽化第2号。この個体はカワラ投入後188日で羽化しました。大きさは30mmほど。残念ながら羽化不全してしまいましたが、それほど悪影響はなさそうに見えます。この個体は脛節がオレンジっぽいですね。

現在、残りの個体のほとんどが蛹になっているか、なりかけの状態です。3ペアぐらいは取れそうな感じです。

2008.05.03追記
この個体はカワラで育てた個体です。羽化日は不明。大きさは30mmを少し超えました。♂の中では最大です。
この個体は3齢でマットに投入後、195日目に羽化。約25mm。やはり♂の脛節はオレンジです。
現在も続々羽化してきています。最近1ペアのみで累代することが多かっただけに、数ペア揃ったことは非常にうれしいです。安心感がありますね。

2008.11.23追記
最終的に4ペア揃いました。安心して次世代に臨むことができそうです。

<続く>