Odontolabis ludekingi
ルデキンツヤクワ
産地は忘れた
WILD

1回目ペア購入, 2回目(リベンジ)2♂3♀購入

安く販売されていたのでさぞかしブリードも簡単なのだろうと思って購入したものの、あまりブリード事例が少ないことが判明。安かったのは人気がない + 現地でたくさん採れる(多分)からか?結局2回ブリードに挑戦するも、撃沈。

購入したときは飼育方法などは全然わからなかったけれども、ツヤクワの1種ならカブトムシ用のマットに産卵するのでは?という話を聞き、クワガタと一緒にカブトムシ用のマットを購入。

そして、けっこう大きなプラケースにカブトマットを少し硬めに詰めて♂♀を投入すると、早速交尾しておりました。しかし、その後♀がマットに全く潜らず、マット表面をウロウロするばかり。結局、その後♂♀ともに死亡。


このままでは引き下がれないと今度は2♂3♀という余裕を持った数で再挑戦です。購入した次の日、いきなり♀1個体が死亡しましたが、これしきのアクシデントは想定内であります。

今回はブリードするにあたりインターネットで情報を収集してみました。すると得られる情報は少なく、どうやらあまり人気がないクワガタのようです。そのためか累代事例が見つかりませんでした。

他のツヤクワではどうかというと微粒子のマットで産卵に成功したという情報が見つかりました。また、手元の本にクワガタについて書いてある章があり、そこには「ツヤクワガタの1種は白色腐朽材の木屑(ゴキブリ由来?)に産卵する」とありました。ん〜…朽木を食うゴキブリは飼っていないけど、朽木を食う虫なら他にもたくさんいるぞ…。ということで篩にかけて微粒子にしたカブトムシ用マットに、カブト、クワガタ幼虫のフンを混合したものをいつもの100均一ケースに投入しました。前回は硬く詰めすぎた感があったので今回はどさっと入れただけの状態で♀を投入。
♀を投入してから2週間ほど待ってケージをひっくり返してみると卵を発見しました。今回はうまくいったようです。その後何回か数えたところ、♀1個体あたり15個ぐらい産卵してました。
購入後1ヶ月ぐらいで♀成虫は死亡。卵は産卵ケージのまま育てることにしました。写真は本種の2齢幼虫。卵を確認してから2ヵ月ぐらい経過しています。他のクワガタの幼虫よりも体が透き通っており、水羊羹みたいです。
上の写真からさらに1ヵ月後の様子です。約半数の個体が3齢幼虫になっていました。
加齢して間もない3齢幼虫は大きな頭と細い体がとてもアンバランス。だいぶケージが狭そうに見えたので3齢になっていた個体から個別飼育を始めました。しかし、個別飼育を初めてから1ヵ月後ぐらいにバタバタと死に始めました。ちょうど暑くなり始めた時期だったので、暑さが原因かとも思いましたが低温環境に移した個体も死亡し、全滅しました。今でもはっきりとした原因はわかりません…

<終了>