Cyclommatus mniszechi mniszechi
トサカホソアカ
台湾・彰化県
F6
 
ついにF7に突入。若干心配しつつのブリードです。
前回得られた成虫のうちホワイトアイ♂を絡めた2ペアでブリードすることにしました。羽化後2週間ほどで後食を開始したので2週間ほど餌をとらせた後産卵用ケージに雌雄を投入しました。ケージは一般的に小ケースと呼ばれるサイズのものを用い、そこにちょっと多めに加水したマットを固詰めしました。用いたマットは月夜野きのこ園さんの「きのこMAT」をフルイにかけたもの + 他クワの食いカスの混合マットです。そこに転倒防止の材と園芸ネットを投入しました。

そして約2ヶ月ほどで成虫が死亡。しかしケージの底に幼虫がチラホラ見えていたので安心してそのまま放置しました。その後スペース確保のため暴いてみると、いくら探せども死〜ん でした。微妙にマットが熱を持っており、どうやら発酵熱でやられたようです。幼虫が確認できた時点ではマットは発熱していなかった(はず)。途中何らかの原因でマットの再発酵が始まったと考えられます。思いつく要因としては、この時期は空調の調子が悪く気温が乱高下していました。これが再発酵の引き金になったのかも。

というわけでトサカホソアカは絶えてしまいました。生きている姿を拝めなくなってしまったのは残念ですが、♂の大顎の変化が楽しめました。

<終了>