最近のミステリークレイフィッシュ
2008.12〜
不定期更新です。

2008.12.21追記
写真は抱卵後1週間経過した状態です。抱卵中の水温は22℃〜28℃で、抱卵確認後45日目に一人歩きを確認しました。

その後、母ザリは無事脱皮しました。今回の脱皮で欠けていた可動指も再生(まだちょっと短い)し、ボディーも微妙に大きくなりました。目測TL8cmUPです。しかし、ハサミの方はなかなか大きくなってくれません。同じぐらいの体長のアメザリやハマーと比べると明らかに小さいです。次の脱皮に期待。
そして娘ザリも負けずに(?)抱卵。この個体は目測TL4〜5cmです。まだまだ育ち盛りだというのに、なぜ産む?
稚ザリは十数匹ってところでしょうか。抱卵直後はもっとたくさん卵がありましたが、だいぶ減ったようです。あと1回脱皮したら独り立ちですね。
2009.07.18追記
前回の更新から1回脱皮しました。最近は抱卵→脱皮を繰り返してます。TLは10cmを超えました。ボディーの迫力は増しましたが、ハサミはそれほど大きくなってないのが残念です。撮影時は抱卵中でした。
頭胸部の側面をよくみると、なかなかキレイです。すばらしい配色ですね〜。写真撮って拡大してみるまで気がつきませんでした。
現在稚ザリがウジャウジャいます。数が多すぎるのでサバイバルさせるつもりです。写真の個体はハサミが赤に染まってます。アメザリにもこういう個体がいますね。
一人歩きを開始してまもなくですが、すでに負傷者がいました。この個体は片側の歩脚が無く、再生芽が形成されています。

2009.09.13追記
抱卵後の脱皮を無事に済ませました。何故か触角がちぢれてますね。今回の脱皮ではそれほど大きくならなかったようです。
2010.01.23追記
実は前回の脱皮から左側のエラが飛び出てます。脱皮したら治ると思っていましたが、駄目でした。

脱皮後は餌を口の前で持ったまま長時間ウロウロすることが多かったです。飲み込まずに何をやっているのだろうと思ってましたが、1ヵ月後原因がわかりました。
顎が片方欠けていました。このせいで飲み込もうにも飲み込めなかったのでしょう。しかもソフトシェルであることも判明。脱皮後約2ヶ月経っているため殻が柔らかいのは明らかにおかしいです。顎が欠けたからソフトシェルのままなのか、ソフトシェルだから顎が欠けたのか、どっちなんでしょう。
その後お亡くなりに。しばらく氷漬けで保存したあとで解凍して標本にしました。長期間の冷凍のためか少し肉がしぼんでしまっていたため中身を全て抜いて風乾することにしました。

現在は子供たちを飼育しています。水槽を日光が当たる窓際に置いているので、逆光になってしまってうまく写真が撮れないです。晴れの日には水草(アナカリスとマツモ)が盛んに気泡を出しており、それに伴って水を浄化してくれているはずです。そのため、エアレーションのみというわりとテキトーな飼育環境です。

この水槽にはプラナリアがいます。今年の春に川から採ってきたアナカリスに付いていたみたいです。夏には姿が見えなくなったので死滅したかと思いきや秋に再び姿を見かけるようになりました。ほかの水槽に移ったら困るので、ここの水草を他の水槽に移せなくなりました。ザリガニはプラナリアに対して無関心っぽいです。
もうひとつの同居生物、エビです。余った餌を確実に処理してくれています。抱卵個体はよく見かけるのですが、稚エビはあまり見かけません(小さくて見つからないというのもありますけど)。歩留まりがよくないみたいです。
大卵型であるということと、頭部の形態からおそらくミナミヌマエビだと思います。エビの同定は想像以上に難しく、奥が深いです。

<続く>