最近のフロリダハマー×アレニー
2008.06

不定期更新です。

2008.06.28追記
こちらはヘテロ♂とハマー♀のペアリング。この♂はハサミがでかいヘテロ♂とは別個体で兄弟に相当します。このハマー♀は結構大きいのですが、小柄な体でがんばってくれました。

昨年の秋から交接させており、セメント腺も発達していたのですが産卵しないまま冬が来てしまい休眠。そして暖かくなってからも数回交接させてようやく抱卵しました。抱卵直後から卵が減っていったのですが、半分ぐらいになったところで減少が止まりました。
そして抱卵後22日目に一人歩きする稚ザリを確認。 稚ザリは最初の一人歩き個体を確認してから、完全に親から稚ザリがいなくなるまでに約2週間かかりました。一斉に一人歩きを始めた感じではなく、だらだらと少しずつ離れていったような感じです。

今回も表現型の分離が楽しみ。写真の個体はおそらく青確定でしょう。
2008.06.28追記
稚ザリはスクスク育ってきました。しかし、なんだか色が薄い。ひとつの水槽だけでなく、全ての水槽の稚ザリが同じような傾向です。
色が薄いと色の判断が難しくなります。この個体は茶色だと思うのですが、、、何なんでしょうねこのぼんやりした色は。特に小さい個体ほど曖昧な色の個体が多く、判断しづらいことこの上ない。

この時期シェルターとして水草の代わりに枯葉を使ってました。ということは色が薄くなったのはやっぱりカロチン不足が原因でしょうか?
これまでは忙しいい + 雨が多く川が増水してて危険 のコンボで水草採りにいってなかったのですが、一念発起して採ってきました。水草を入れ始めてから徐々に今までのようなはっきりした色に変化してきたような。これまでなんとなく入れていた水草ですが、意外と重要な餌だったのか。人工飼料にもカロチン入ってるはずですが、ザリガニにとっては足りないんですかね?
水草投入後しばらく待ち、稚ザリの色が戻ったところで計数してみました。

まずはヘテロ♂×ハマー♀から生まれた稚ザリ。 一人歩き開始から43日後に計数しました。その結果茶色が6個体、
青が5個体でした…ってサンプル数ショボ!いくらなんでも数が減りすぎですね…。
こちらはハマー♂×ヘテロ♀から生まれた稚ザリ。上とは逆の組み合わせです。 こちらは一人歩き開始から74日後に計数しました。その結果茶色が9個体、
青が7個体でした。こちらも数が減りすぎ…。だって色が薄かったのに加えてこの時期忙しかったんです(言い訳)。
こちらはヘテロ♂×ヘテロ♀から生まれた稚ザリ。このペアから子供をとるのは2回目です。一人歩き開始から39日後に計数しました。その結果茶色が32個体、
青が12個体でした。この区はまあまあの個体数だったかな。
その後、各区の♀はそれぞれ30cm水槽でまとめ飼い、♂はプラケで単独飼育してます。現在、青表現の♀の多くはパステルブルーになる傾向が強いです。なんだかオモチャっぽいというか、人工的な色ですね。

<続く>