最近のフロリダハマー×アレニー
2008.05

不定期更新です。

2008.05.25
このペアはハマー♂×ヘテロ♀です。昨年秋に2回ほど交接させ、セメント腺も発達していました。しかし抱卵することなく冬が来て休眠。休眠中もセメント腺は白いままでした。そして暖かくなってきてから2回ほど交接させたあと抱卵しました。

そして抱卵後33日で一人歩きする稚ザリを確認しました。水温も上がってきたことですし、ぐんぐん大きくなってくれることでしょう。
ひとまずお勤めを終えたヘテロ♀。とりあえず栄養をとってもらい、無事脱皮してもらうとしましょう。脱皮後のハサミの成長が楽しみ。
こちらはヘテロ同士のペアリング。用いたペアは前回と同じです。約40分間くっついてました。
そしたら1回目の交接がすんだあとすぐさま抱卵しました。先日落卵したアメザリとシチュエーションが似ているため、落卵しないかすごく心配です。

2008.06.08追記
ハマー♂×ヘテロ♀の稚ザリが大きくなってきました。これくらいの大きさの時は落葉が便利です。隠れ家として役立っているようですし、細かいエサを与える場合落葉の上にエサが落ちるようにすれば底砂にエサが入り込んでしまうのを多少防げるハズ。

まだアベマキの葉は食べてないみたいですが、

クズの枯葉は食べているようです。昨冬の枯葉を冷凍しておいたのが役に立ちました。
母ザリは無事に脱皮を済ませました。TL7cmくらいでしょうか。期待していたハサミはというと、それほど大きくなりませんでした。体が硬化した時点で稚ザリ水槽から隔離し、現在は姉妹たちと同じ水槽に入れています。
2008.06.28追記
ヘテロ同士の子供も抱卵から26日後に一人歩きする稚ザリを確認しました。抱卵中にちょっとだけ卵が減ったようでしたが、それでもかなりの数が稚ザリになれたようです。
2回目のベビー誕生に父ザリはVサインでバンザイ!喜びを体全体で表現してます。
そして一人歩き確認から13日後、母ザリは無事に脱皮。今回の脱皮はうまくいくか心配でした。というのも…
両ハサミの同じ場所に大きなバーンスポットがあったからです。先日アメザリ♀がバーンが原因で亡くなったので心配で心配で…。このバーンスポットは、前回の脱皮直後からすでにできていました。これは前回の脱皮後、甲殻が固まるまでに長い時間がかかったことと関係があると考えています。その時はバケツに隔離したのですが、おそらく脱皮後の殻が柔らかい状態でバケツの中を歩き回った結果、ハサミの底に触れる部分がスレて傷になり、そこがバーンスポット(Chris氏の書籍でいうところのRostfleckenkrankheit)になったのでは?と推測しています。
殻が硬化した時点で稚ザリと隔離し、現在は姉妹&伯母と同居してます。バーンスポットがあったところは無事に殻が再生したようですが、膨れてコブ状になりました。今回の脱皮で、元々大きかったハサミがさらに大きくなりました。同居中の姉妹たちもなかなかのデカ爪揃いなのですが、この個体はダントツにデカイです。たまりませんなぁー。

<続く>