最近のアメザリ
2008.05〜
不定期更新です。

2008.05.25追記
水槽の丸洗い時にまとめ飼いしているF2白個体の計数を行いました。その結果、♂が9個体、♀が9個体でした。今回はなかなか良い比率だと思います。まとめ飼いは世話が楽で成長速度もまあまあですが、やはり共食い・欠損個体の発生は避けられないです。シェルターを多めに入れたり脱皮前の個体を隔離するなどを心がけてはいますが、脱皮の兆候を見逃した結果、気付いたら時すでに遅しということもしばしばでした。

今回の計数時の最大♂(既出のデカ♂とは別個体)。TL7cmくらいでForm1。
こちらはNo2♂。座節に突起はありません。おそらく近日中に脱皮して大きなハサミになってくれることでしょう。

この2個体の♂を単独飼育で残し、♀はこれまでのように♀だけでまとめ飼いを続けることにしました。
そして母ザリが2回目の産卵→落卵…(泣)。前回の脱皮後77日目に抱卵しました。この早さはちょっと予想外で、ひとまず1回交接を済ませ、もう2〜3回交接させようかな…と思っていた矢先の抱卵でした。しかも、抱卵はまだ先と思っていたのでかなり大量のエサを与えており水質は良くない状態でした。そんな状態でしたので、抱卵後1/5くらい換水しましたが、ひょっとしたらマズかった?

しかもハサミにはバーンスポットができていました。完全に管理不行き届きですね。落卵させてしまっただけでなく、あまつさえバーンまで罹らせてしまうとは…あぁー何やってんだ俺…。おそらく近いうちに脱皮することが予想されるので、それまで慎重に管理しなくては。

2008.06.28追記
その後、母ザリは脱皮不全によりお亡くなりになりました。ハサミが全く抜けておらず、おそらくバーンスポットになっていたところが癒着していたのでしょう。今回ばかりはマジでへこみました。

しかし、全滅していたかと思われていた卵はわずかに孵化していたらしく、数個体の稚ザリがいるのを確認しました。まさに忘れ形見。大切に育てなければ。
2009.09.13追記
この♀は脱皮時にハサミが抜けずにいたところを取り除きましたが手の向きが元に戻りませんでした。。
間接部をよく見ると脱臼しているような感じです。おそらく脱皮時にはハサミを抜くために根元で脱臼させて普段曲がらない方向に間接を曲げているのではないでしょうか。

そしてこの♀は脱臼を元に戻すことができないまま固まってしまったのでしょう。この写真で外れているように見える間接にはジグソーパズルのピースのようなかみ合うような構造物があります。おそらく通常であれば、間接の向きを戻した後そこをかみ合わせて関節を固定しているのでしょう。
父親(白×赤)はいまだに脱皮しません。このまま脱皮せず昇天してしまうのではないかと心配になります。早く脱皮してクレイ。

2010.02.07追記
2009年秋にお亡くなりになりました。この秋には他の大型♂も次々にお亡くなりになってしまい、一気に寂しくなりました。秋にバタバタといくのは、夏が暑すぎるためなのかもしれません…。

<続く>