最近のフロリダハマー
2010.04〜
不定期更新です。

まとめ飼い水槽の隅での♂の脱皮。アップロード限界(3メガ)までファイルサイズを落としたら画質が相当低下してしまいました。

無事に脱皮を終えた♂。

すぐ隣には別の♂が。今回はたまたま目の前で脱皮してくれたので、脱皮後の♂を隔離できましたが、気付かなかったら確実に殺られていたでしょう。

うちでは2年前からヒーターを入れずに飼育しています。たぶん水温が関係していると思うのですが、P. alleni は♂♀ともに
3月末〜4月に脱皮する個体がとても多いです。脱皮後の硬化にかかる時間は低水温下では延長されるようです。そのため、比較的低水温であるこの時期は、まとめ飼い水槽にて脱皮個体が無事に固まることは少ないです。この時期はしっかり観察する必要がありますね。

脱皮が近いことを判断するのに便利なのが再生芽です。ここまで発達していると近日中に脱皮すると判断します。
再生芽が生えていても発達していない状態では脱皮が近くないということもわかりました(なお、この個体は茶色です)。この個体は少なくとも半年以上前から再生芽が生えているのですが、全く発達しませんし脱皮もしません。何かしらのきっかけが必要なのでしょうか。
あと、フィルターの上で休んでいる個体も脱皮が近いことがあります。普段はあまり休むことがない場所です。脱皮前の個体は他個体との接触を避ける傾向があるようです。おそらく接触を避け続けた結果、他個体があまり訪れない場所で休むことになるのではないでしょうか。
あと、腕の根元や関節が透けてきます。上の写真を撮ってから2日後の状態。この次の日には脱皮してました。
これは別の♂。関節付近の殻が透明になってます。おそらくハサミを抜けやすくするため、関節のくびれている部分の殻が柔らかくなっていることが原因で透けて見えるのではないかと思います。
反対側。

上の写真を撮ってから22時間後に脱皮しました。撮影時間が長いので2分割してあります。

再生ボタンを押すと再生します。

 

その2。ハサミが徐々に抜けていく様子が透けて見えるのが面白かったです。♂のハサミは長いので脱ぐのが大変そうです。

再生ボタンを押すと再生します。
脱皮後、立ち上がることなく長時間ぐったりしてました。こんな状態で襲われたらひとたまりもありませんね。
何とか殻が固まったようです。関節の状態が上の写真と異なっていることがお分かりいただけるでしょうか。
反対側。
まとめ飼い水槽に新規投入した個体は何故か他の♂から交接を迫られることが多かったです。右が新たに投入した個体で、左の♂が交接を試みています。このときは結局右の♂が踏ん張り続けて左の♂があきらめました。しかしこの♂から逃れたあともさらに別の♂から交接を迫られていました。この行動は次の日には収まってます。

このような取っ組み合いによりハサミにヒビが入ったり、歩脚がもげたりしました。そのため新規投入時には水草を入れるなどして避難場所を作るようにしています。
上の写真とは別のケースで、散々追い回された結果、交接に至っていることもありました。わかりにくい写真ですが右側の個体は♂です。

<続く>