最近のフロリダブルー(フロリダハマー)
2006.11〜
不定期更新です。

2006.11
色が薄かった方のフロリダブルー♂が脱皮後に色が変わりました。鮮やかなブルーが美しい〜!!この個体はうちに来てから5〜6回脱皮していますが、このような変化を見せたのは今回が初めてです。何で急に変わったんだろう?

脱皮に伴い、バーンスポットもリセットされました。写真は脱皮殻に残ったバーンスポット。外殻にポッカリ穴が開いています。この♂個体は脱皮間隔が長かったのでヒヤヒヤものでしたが、無事に脱皮してくれてほっとしています。以前はバーンスポットなんぞ無縁だと思っていましたが、このバーンスポットを発見してから、水槽のメンテナンスを以前よりしっかり行うようになりました。飼育を続けるうちに、次第に手抜き状態になっていたのですね〜。反省。
フロリダブルーの繁殖は春になってからやろうと思っていましたが、アメザリが真冬に抱卵したためこいつらもチャレンジしてみました。とりあえず交接終了。
交接したあと数週間でみるみるうちにセメント腺が発達してきました。フロリダブルーは発達具合が比較的わかりやすい。
そして抱卵しました。今まで何度も失敗しているので感無量です(おおげさ?)。

抱卵後長期間家を空けていましたが、ようやく帰ってきてから見てみると写真のようなピンク色の物体が卵に着いていました。カビかと思いピンセットで取り除こうとしましたが、全くとれる気配が無かったのでそのままにしておくことにしました。

その後、ピンク色の物体はあまり拡大せず、最終的に数10個体が孵化に至りました。最近はチビザリがかわいいので、ついつい水槽の前でボーっと眺め続けてしまいます。

2007.04.28追記
この個体はこのページの1番上の個体と同一個体です。あれから1回脱皮したところ、体色が日によってコロコロ変わるようになりました。写真はかなり赤味が強い時のもので、日によっては全身がちょっと透明感のある水色になったりしてます。それにしても赤すぎ…。ここまで赤いハマーもそうはいまい。しかし、本当にフロリダハマーか?
2007.08.04
例の赤いハマー♂ですが、他のハマーと違うところに気付きました。この個体は腹部〜尾扇の殻が半透明で、尾扇は砂利が透けて見えるほど。特に照明を点灯した直後が最も透明です。クリアー系ハマー?
そして照明点灯後1時間の様子です。先ほど透明だった部分が赤く染まっています。ザリガニにの殻は色素胞があり、色素胞の中の色素を凝集または拡散させることにより体色を変化できるらしい。(中学校の時にもらった生物図解より)

この個体は透明ではありますが殻は硬く、体格もなかなか立派です。しかし、この個体を繁殖に用いる予定はありません。やっぱりハマーは青いほうが似合っている気がします。とはいうもののこの♂は初めて買ったハマーということもあり、思い入れが強いのでこれからも大切に育てていくつもりです。
2007.08.30追記
こちらはもう1匹の親ハマー♂。昔は濃い青だったのですが、最近はこんな色で落ち着いてます。そして脱皮せずに1年経過してます。新陳代謝が鈍ってきてるのでしょうか?
でもやるときはやってくれます。前回アレニー♂と交接して子供を残したハマー♀のセメント腺が発達してきたので交接させました。
そして抱卵。この♀は脱皮を挟んで連続3回目の抱卵です。特に繁殖を狙ってるわけではないのですが、セメント腺が発達してきている以上交接・産卵させないと。連続繁殖は確実に寿命を縮めると思いますが、、、、そんなに生き急がなくていいのになぁ。